代表者経歴
名古屋大学大学院 環境学研究科 地球環境科学専攻(2001.4~2007.3)
■中間赤外線高分散分光観測装置の開発
中間赤外線領域(λ = 7.5~13.5 μm)において波長分解能R~30,000を実現するゲルマニウム・イマージョングレーティングを用いた冷却エシェル分光観測装置*を開発。30Kに冷却される低温光学系の機械部分の設計・製作・組立てを主に担当。2007年3月に博士課程退学。
*: “Development of the mid-IR echelle high-dispersion spectrograph employing the germanium immersion grating”, SPIE 7735 (2010)
有限会社アストロエアロスペース 研究員(2007.4~2018.3)
■大型非球面ミラーの製造技術の開発
大型非球面ミラーの製造技術の基礎開発に従事。京都大学3.8m望遠鏡の分割鏡(1メートルサイズの扇型、軸外し双曲面)を実現。
■低コストな研磨加工機の開発
光学素子の低コスト化の実現のため、産業用ロボットを用いた研磨加工機(テーブルサイズφ2 m)を開発。本機を用い、京都大学3.8m望遠鏡の副鏡及び第三鏡を製造。
京都光学・LLP京都虹光房(2018.4~)
京都光学を開業。有限責任事業組合 京都虹光房に組合員として参加。